生まれ変わり紡いでいく、福岡の飲食店
店舗もシンプルに、無駄をそぎ落としていく
赤坂から国体道路をけやき通り方面へ進むと、裏には落ち着いた雰囲気の住宅地に、カフェや花屋。飲食店も、気軽に楽しめるようなお店から、福岡の名店が軒を連ねています。
そんな福岡市中央区警固町のバス停の目の前。
今回は店舗のデザイン&リノベーション事例のご紹介です。
大きなガラス窓から覗く、店内の床は白木のオーク材。
バーカウンターとキッチンの間の下がり壁とカウンター下は、レッドパインの羽目板で、木の素材感を出しつつ、洗練されたイメージに仕上げています。
お店の前を通る人たちの目に留まるのは、天井からのペンダントライトの不規則な配置とデザイン。
店内の意匠は明るい木をベースに、椅子やテーブルといった家具もシンプルで美しいデザインのもをチョイスしています。
お店の中はグリーンに溢れ、開放的です。
バス停側から見るいつもの景色と、モルタル土間でゆるっと続きつつ、店内に入った時のちょっぴり非日常感。
ほどよくラフで、ほどよく美しさと癒しバランスが、リラックスできる空間になっています。
入口にはオーナーさんのご要望の“HELLO GOODBYE”の象嵌サインも。
長く愛せる家具、癒し、非日常感、グリーン、眺める暮らし。
今のリノベーションのトレンドも取り入れたデザインは、家での過ごし方のヒントになるかもしれません。
この場所でいつもバス停を見守る、そして福岡の街に溶け込んでいく、そんなお店になってほしいです。