
実際の工事の現場や、リノベーションのホンネを語ってもらいましょう!
見積もり金額だけで決めてませんか?工事費用の安さだけで決めてはダメです!
最近のリフォームやリノベーションの相談では他社で見積もりを取られてから相談されるお客様も多いです。
内容をお聞きすると、営業マンが本当に工事の内容を把握しているのか疑問に感じる事が多々あります。
予算や金額を重視して、工事の内容の打合せができてないまま工事を行い、思いどおりの工事にならず、工事途中でご相談に来られる方もいらっしゃいます。

できれば現場に足を運び、施工会社とコミュニケーションを取りましょう!
マンションのリノベーション工事は、中の建具や壁を撤去して、解体した後の下地が出てこないと分からない部分があります。
図面があっても、図面と解体した下地の現状が違っている事も多々あるのです。
残念な事に、お客様と対応した者がほとんど現場に足を運ばず、業者さんに任せっきりにしてしまう会社も存在します。
そしてお客様に状況をアナウンスせずに無理矢理工事してしまうと、後々トラブルになったりします。
それを回避するためにも、お客様自身が積極的に施工会社とのコミュニケーションや報告を受けるようにしましょう。
工事中は現場に足を運び、実際に施工する職人さんとのやり取りや、そこからお客様へ工事途中の経過の報告をする事は私たちにとっても大切な仕事だと思っています。

現在、台風被害などで災害対策のご相談が増えています!
戸建てのリフォームで最近多い内容が、構造・断熱などの補強工事です。
補強工事は、現状の住宅を診断して、今と補強後の断熱性・耐震性などの内容を数値化しお客様にどの部分の工事がどのように必要かを説明しなければなりません。
木造、鉄骨、コンクリート、全ての素材は経年劣化します。また、劣化の度合いお環境によっても大きく変わります。
なのでリフォーム会社を選ぶ際は、ある程度の知識と経験があるかどうかを確認する必要があります。

補強工事の事例~連棟の長屋住宅~
先日、補強工事を行ったお客様のご自宅は昔よくあった3連棟続きの長屋住宅の真ん中の家で、両隣の家がくっついており、お客様の意向だけでは工事できない部分が多くありました。
建物の基礎・土台・構造部分も確認できない部分があり、数値としてのデータが出せない状態でした。
そこでご提案した内容は、既存の住宅の図面から現状の耐震力やその他の数値を最低限データで出し、そのデータで補えない部分は骨組みの状態まで解体してから現場にて打合せを行うという内容でした。
了承頂いた後は、お客様には頻繁に現場に足を運んで頂き、お客様と大工・左官職人と私で入念な現況確認、打合せを行い、無事先日完工致しました。
見えない部分やお客様がいない現場をしっかりと監督するのが施工会社である私たちの仕事です。

もちろん、自分の生活のしやすい間取りや好みの内装デザインを汲み取って、提案してくれるという事もとても大事です。でも、実際は見た目のデザインや内装だけでなく、見えない部分の工事もたくさんあります。断熱性や防音性や設備など、家の機能性アップを考えたリノベーションプランが、あらかじめ入っているかどうかは確認してほしいポイントです。
施工会社の中から信頼できる会社を見つけるには、ネットの情報だけでなく相談会やイベントに参加してみましょう。実際に会って、プランや施工事例・アフターフォローの事など、直接聞いてみよう!